無骨なキャンプスタイルは、「男前キャンプ」とも言われており、特に男性のソロキャンパーに人気です。
ただ、無骨キャンプではシンプルなギアを多く使うので、「無骨キャンプ=ダサい」というイメージを持たれやすいのも事実です。
ですが、この記事で紹介する5つのポイントを押さえれば、オシャレな無骨キャンプサイトを誰でも簡単に作ることができます。
この記事を読んで、かっこいいオシャレな無骨キャンプサイトのレイアウト術を一緒に学んでいきましょう!
無骨キャンプとは?
そもそも「無骨」とは、”洗練されていない”という意味があります。
近年、グランピングのようなおしゃれで快適なキャンプスタイルも人気ですが、無骨キャンプとはその対極にあり、”不便さを楽しむ、自然に溶け込むようなキャンプスタイル”といえるでしょう。
無骨キャンプレイアウトで大切な5つのポイント
無骨キャンプサイトを作る上で押さえておきたいポイントは以下の5つです。
では、1つずつ解説していきます。
ギアの数は最低限に
無骨キャンプのレイアウトは、ごちゃごちゃしていない、シンプルさが大切です。
そのため、並べるギアの数は最低限に抑えましょう。
調理器具や小物などの散らかりやすいギアは、ハンギングラックに引っ掛けたりコンテナに収納することで、サイト内がすっきり見えます。
ロースタイル
キャンプスタイルには、背の低いギアで揃えるロースタイルと、背の高いギアで揃えるハイスタイルがあります。
無骨キャンプには、ロースタイルがおすすめです。
ギアの高さを低いもので揃えると、テント内の空間を広々と見せることができます。
また、ギアの高さがバラバラな時は、なるべく高さが近いギア同士を隣に並べたり、テントの奥に背の高いギア、手前に背の低いギアを配置することで、サイト内に統一感がでます。
無骨キャンプ上級者は、地べたスタイルを楽しむ人もいますよ!
焚火との距離が近くなって、焚火を思う存分楽しめるのも、ロースタイルの魅力です。
ギアの色は黒や暗めのアースカラーを選ぶ
無骨キャンプに限らずですが、キャンプサイトを構成する色は3色までに抑えると、統一感が出て、すっきりとした印象を与えてくれます。
無骨スタイルに合うギアの色は、黒、グレー、カーキ、ベージュ、ブラウン、コヨーテです。
キャンプサイトの大部分を占めるテントやタープの色をベースにして、ほかのギアも同じ色に合わせていくといいでしょう。
ギアの素材を金属製で統一
無骨スタイルには、アイアンやメタル、銅などの金属製のギアがよく合います。
テーブルやチェア、ラックなどのファニチャー(家具)系のギアを金属製で揃えることで、無骨さが一気に演出されます。
また、ファニチャー系のギアの一部にウッドを取り入れるのもいいでしょう。
ウッド系を使うときは、ウォールナット(濃いブラウン)を使用し、アイアン×ウッド、またはアイアン×メタルなどと、金属製の素材と組み合わさったギアを使うことをおすすめします。
こうすることで、無骨な雰囲気は残したまま、上品さも演出することができます。
ギアのデザインはシンプルに
無骨スタイルで使うギアのデザインは、なるべくシンプルで落ち着いたものがいいです。
おすすめは、小物ギアをミリタリー系にすること。
ミリタリーとは、「軍の」「軍人の」という意味があり、陸軍の軍服や道具をイメージしたスタイルのことを指します。
ランタンや調理グッズなどの小物ギアをミリタリーテイストにしたり、キャンプ服やギアの収納ケースにワンポイントで迷彩柄を入れることで、オシャレ度が一気にアップしますよ!
オシャレな無骨キャンプサイトの例
黒とウォールナットで統一
こちらのレイアウトは、ファニチャー系のギアをウォールナット色の木の素材で揃え、その他のギアを黒にして統一感を出しています。
この色の組み合わせは、かっこよさの中に、上品さもありますね。
ロースタイルに、金属製のギア
こちらのレイアウトは、ロースタイルで空間を広々使っています。
また銅やアイアンの素材を、ランタンなどの小物ギアに使っているのも、シンプルなデザインのギアとマッチしてオシャレですね。
ベージュ×グレーの組み合わせに、整頓されたギア
こちらのキャンプサイトは、ベースカラーにベージュ、ポイントにグレーを使っています。
愛車も含めて、キャンプサイト全体に統一感がありますね。
また、小物類はハンギングラックなどを使って整頓されているので、サイト全体がすっきりして見えます。
まとめ
いかがでしたか?
無骨スタイルは、かっこよくて男前な王道のキャンプスタイルという感じがします。
ぜひ、この記事で学んだことを活かして、自分なりの無骨キャンプサイトを作ってみてください!